神辺小学校1年生協同作成 -亀山-
ときどき、求人募集で送られてくる作品たち。
作品という書き方は、最初のハードルかもしれません。
作品って、なんだろう?
自己表現したもの?
もちろん、間違いではありません。
けれども、仕事を得るために人に見せる作品は、それだけでは、目的の半分だと思います。
個人の世界観は当然重要ですが、その世界観を以て他者と何をしたいのか、何が出来るのか?
あるいは、何を提案するのか?
これが、明示できなければ、なかなか一緒に仕事をしてみたいと思えない。
芸術作品は、個人が完成させたもの。
それは、それで、完結しているもの。
完結しているものをならべて売る、ここは、そういう場所ではありません。
メディアには先がなければ、駄目なんだ。
そのためには、せめて、作品を見せる相手が何者でその人は、なにをしているか調べてから、作品をまとめて欲しいのです。
それでなくとも、仕事を得るための創作は、解りづらく厳しいものなのだから。
そして、それは、個人同士であろうが、会社相手であろうが、変わらないことだと思います。
人間同士の営みでしょ?
・・・誰が見ているのか、わからない。
そういう意味で、こちらも毎日試されていると思っています。