呪。
ある人に言われた話。
それは、呪(ここでは、のろいではなく、しゅと読みます)の話。
呪というのは、ここでは、「記号」という意味なのだそうです。
で、一番、身近な「記号」は、何かと考える。
それは、きっと、あなたの名前ではないでしょうか?
あなたの名前は、あなたの名付け親が、何か意味を持たせてつけたことかもしれません。
でも、あなたにとっての名前は、たぶん、
「それ以上でも、それ以下でもない、あなただけのあなた自身」。
あなたがどんな風に見られているかは、あなた自身が一番気にすること。
でも、あなた自身が何者であるかは、
「あなたが決めていいこと」
で、あると、思います。
ただし、それは、きっと、
「あなた以上でも、あなた以下でもない」
としか、決めようが無く、
あなたが、何者であるかは、
「他者が決めること」
でありそうです。
それでは、街はどうか。
街もきっと同じ。
そこに住む人にとっての街。
これ以外には無く、その街がどうであるかは、
「他者が決めること」
であろうと思います。
誰がつけたか解りませんが、街の名前。
名付け親は、なにか意味があったのかもしれません。
しかし、そこに住む人は、そのことに、それほど(悪い意味での)こだわりは、
持たない方が良いのだと思うのです。
ただし、「鎖国」は、良くない気もいたします。
さてさて、このことは、高校生のときに当時の友人に教えて頂いたこと。
遅すぎますが、やっと実感になって来た、気がしています。