2011年しずおかオンライン大忘年会より 役員バンドノ演奏ヲ望ム
2011年も残すところ、あと一日。
今年は、本当に良く悩んだ年でした。
Usteram中継の技術サポートに、
大井川鐵道公式ガイドブック&
電子ブックの撮影。
個人的には、
写真展もやらせて頂きました。
どれも、興味はあっても、それぞれの現実が解らないままスタートしている。
だから、繰り返し現場に行って、過去にもさかのぼって、
あの時の手法は使えないか?
あの現場の方法で乗り切るか?
それにしても、暑い!なんじゃこりゃー!!
とか、つぶやきながら、想いをカタチにする術を探した一年となりました。
「想い」って奴は、時にドロドロしたり、次の瞬間、あっと言う間に流れていったりするもの。
そして、それを、つかみ取り、カタチにしたときに初めて、うれしさや安心を感じるモノのようです。
よく「産みの苦しみ」なんて言いますが、まさにそれ。
でも、確かな足跡を刻めたかなとも思うのです。
けれども、今、一番足りないのはコミュニケーション。
シンプルで、洗練されていて、凄く奇麗に見えるもののほとんどは、おそらくは、混沌としたものの中から生まれ出たもの。
その混沌の中での会話を恐れたら、あるいは、そこから、逃げてしまっては、結局は、なにも生まれないのではないでしょうか?
だから、その混沌の世界を自由に泳げるようになりたい。
人の心を本当に打つのは、よく「喜怒哀楽」と言われます。
きっと、「喜怒哀楽」は誰にでも実感のある、リアリティーを帯びた感情。
だから、こんな風に言われるのではないかと思います。
そして、その「喜怒哀楽」は、混沌の中にある。
「喜怒哀楽」を潜って、最後にたどり着くのが、健全で平穏な世界なのかもしれません。
それから、もう一つ。
なにかを創っていくときに、必ずぶちあたる壁は「疎外感」や「孤独感」との闘い。
こればっかりは、様々な要因が考えられますが、こうして、落ち着いて考えてみれば、当たり前の感情であるとも言えます。
なぜなら、誰も見ていないものを創っていれば、そりゃ、そのリアリティー、出さなければ、誰にも伝わる訳はないのです。
と、いうわけで、2012年のテーマは、
「コミュニケーションからの創造」
で、参ります。
なんだか、30代で死んじゃいそうな文章ですが、
今年関わって頂いたすべての方に感謝を申し上げて、本年のブログを締めたいと思います。
ありがとうございました。
明年もよろしくお願い申し上げます!!
槇原敬之 まだ生きてるよ
山下達郎 MY MORNING PRAYER