トイレット・タイム

神祇大社駐車場より（伊東市）

しずおか日帰りナビ2012年版の取材。
毎年のことですが、県内外を問わず撮影行脚。
撮影順調。
スケジュールを消化して、某有名カフェへ立ち寄ることに。
ここのストロベリーショートのチョコレートかけのケーキは、しっかりした甘さが欲しい時は、僕の中ではベスト。
甘いのにくどくもなければ、大味でもなく、少しアメリカンな印象を感じるケーキです。それでいて、多くのショートケーキより少し大きめ。

このお店、数年前に一度撮影をさせて頂いているのですが、その後が気になっていました。
日本家屋らしい落ち着きとランプや調度品の瀟洒(しょうしゃ)さが両立した店内は、一席一席に適度な間隔があり、混んでいるという印象は出にくいレイアウト。女性客の華やかな声が聞こえます。

肘掛け椅子に着席後、あろうことか、ここで、おなかに異変。。。。。orz
あ〜、このタイミングか、参ったな。
しかしながら、それを拒否する訳にもいかず、直行。

はて、そこで、気がついた。
オーダーしちゃったな。時間を考えると、ケーキと珈琲。
もう、サーブされちゃうな。
と、いうことは、冷めた珈琲か。
いや、まてよ。待っていてくれるかな？
まさか、そこまで見ているわけないか。しかし、ここの扉は、スタッフから見える位置にあるな。
どうなるのだろう、僕のストロベリー。

そして、ゆっくりと手を洗い、椅子に戻ると、カトラリーだけがスタンバイ。
これが、意図的なら、本当に有り難い。


正直、一つ700円からのケーキは金額だけ見れば高いとは思います。
しかし、それだけの空間とお庭の景色。
シートの感触、サービスも含めてこの値段。

普段使いにはなりにくいけど、大切な人との時間に彩りを加えるカフェ。
次回、撮影の機会が貰えるならば、相応のクオリティをたたき出したい。


お店を辞するとき、同行のライターさんが言いました。
「このカフェは、すべてにおいて完璧だ」。