夕方。
「ちょっとペンを撮って欲しいんだけど。」
womo編集部のEさんが持って来たペンは、スケルトンでずいぶん可愛らしいペン。
どう撮るかのう。
掲載される写真は一枚で、小さく載るだけだから、そのまま撮ってもいいんだけど、これどういうペン?
「こども向けでしてね。ペンの持ち方が、覚えられるわけ。僕も使っているんだけど。」
???差し出された、Eさんのみどりいろのペン。
なるほど、持ってみるとわかる。ペンを持つときに指があたる部分がくぼんでいて、とても持ちやすい。
しかも、中指、人差し指、親指のペンにあたる部分は、くぼみ具合が違う。
これで、初めてペンを使うドイツの子供たちは、書き方の練習をしているのかな。
最初に、手渡された時は上のような写真を撮るつもりでした。
かわいいペンだねぇ。おしまい。そんな感じの写真。
でも、話を聞いてみて、こうなった。
たとえ掲載サイズが小さくても、できるだけ情報を伝えたい。
そのためには、被写体がどんなものなのか、情報が共有できていないと撮れないんだ。
そのときに、カメラマンもちゃんと話を聞かないと(汗)
結果、この仕事、話している時間もいれて、わずか15分で終了。
凝った光はあてていないけど、伝わるよね?
ところで、このペリカン万年筆のペリカーノ ジュニアというペン。
womoの10月号で、同じ国のUP!というクルマの記事に登場します。
ちっちゃいけど、見過ごさないでね〜(笑)