久しぶりの晴れ間。ポートレートの撮影に出かけました。
秋の光になって来たなぁと思いながら、ロケ地に選んだのは草薙の総合運動場の周辺。
綺麗な緑をバックに撮影する事が出来ました。
ヘアスタイリストさんと僕は同世代。
話をすると、ほぼ同じようなものをみて過ごして来たんじゃないかなぁと思う事が多々あります。
そこで今日は、自分たちが10代の頃(1980年代後半から1990年代前半)、ポートレートシーンを賑わしていた写真の雰囲気を思い出しながら撮影をしました。
専門的になりますが、選んだレンズは、望遠レンズの200mm。開放F値はF2.8のものです。
当時はサンニッパ(300mm F2.8)と呼ばれるバズーカみたいな超望遠レンズを使ったグラビアも多く、40歳前後の元カメラ小僧(?)は懐かしく思うのではないでしょうか?
こうした望遠レンズを使ったポートレートは、被写体をグッと引き寄せて印象的に魅せる力があり、表現の流行を作り出しました。
また、もともとポートレート用ではなかった望遠レンズを、こうしたシーンで使ってみようとしたところも、面白いところで、いやぁ、話は尽きません(笑)
そして、さらに気が付いた事は、今日のモデルさんの事。
今日のモデルさんは、今40歳前後の世代が憧れた世界を創っていた人たちの、子供世代にあたること。
なんだかちょっと、巡り合わせのような気がするのです。
ヘアメイク:hair plus Galleria