womoビューティー向けのモデル撮影。
ヘアカタログ的な写真を求められるので、とにもかくにも髪がどう写るかが一番重要。
上の写真は、明るい窓辺にモデルさんに立ってもらい、
窓からの光(自然光)を白い反射板(白レフ)で光を跳ね返して撮っています。
このときに、窓からの直射日光はモデルさんに(特に、髪に)あたらないように。
直射日光があたってしまうと、明暗差が大きくなってしまい、きれいに写りませぬ。
#リンクは、
アサヒカメラ.net。
こちらの写真は、
モノブロックストロボを使って白傘(雨傘の布の部分が乳白色のシートで出来ている傘)+傘バン(傘バウンス)+モデルさんの右側から白レフで少し光を起こしています。
#リンクの傘は、この撮影には使ったものとは異なるメーカーですが、だいたいこんな感じです。
自然光と比べると、メリハリがあります。。。。と書きたいところですが、マチガイ(笑)
実は、ストロボでも、上の自然光で撮影した写真と同じ条件になるようにセッティングすれば、同じような写真になる訳で、この場合は、髪色と肌色の再現を重視するために、カメラ左側から白傘を使ったメインライトをあて、カメラ上方からの傘バンのサブライトをあてる(このライトは、メインライトで生まれた陰を消す役割)方法を採りました。
それから、光の話とは、別ですが、
上の自然光の写真は、モデルさんの目線より低い位置にカメラがあり、ストロボを使った方は、カメラはモデルさんの目の上です。
同じ人でも、目線より下から撮ると大人っぽく、目線より上から(見下ろす感じ)で撮ると可愛らしく写るようです。
これは、個人差がありますが、どんなカメラでも出来ますね。
そして、三枚目は、自然光ですが、髪のディテール重視で。
このカットの場合は窓辺には行かずに、
室内の明るい場所、且つ、白い壁に2方向が囲まれているところを選んでいます。
文章では説明しにくいのですが、モデルさんの右側に白い壁があり、光に包まれやすい場所。
この場合のメインライトはモデルさん左側からの窓からの光です。
ちょっと、駆け足の説明ですが、ご参考になりますでしょうか?
店舗でのロケ撮影。工夫次第でバリエーションを増やすことは可能です。
と、いうことで、今日お邪魔した
清水区のサロンは、元気一杯のお店。
こちらの
ブログ、見ているだけで楽しくなります(笑)
あ、そうだ。
そろそろ、森島もぼさぼさの髪。なんとかしなくては(汗)