ナマっぽい話

十和田の旅。三日目。
朝起きたら、台風はどこへやら。青空が広がっていました。

今日は、夕べのテストプリントから本番へ。
と、いってもカラーマネージメントシステム（CMS）のおかげで、思った通りの色が出るので、プリントし直しということはありません。
あるとすれば、

思った通りの色は出ているけど、意図とは違う場合

に手を加えていくくらい。
これがないと、意図通りの色を出すために、相当プリントしなければならなくなり不経済になってしまいます。

CMSは、あくまで、カメラとモニタ、プリンタなどの機器間の色が同じような発色をするように調整をすることであって、意図通りの色を出すためのものではありません。
意図は、人が決めることなんです。

それは、たとえば、炊飯器で炊けるご飯の固さは、いろいろできるけど、どの固さが美味しいかを決めるのは人が決めることと似ています。
たとえが変ですが、そんな感じです。



夕方、無事すべてのメニューを消化して、すっかりリラックス。

ここ、十和田市には「バラ焼き」というB級グルメがありまして、「大晶」という焼肉店へ。
十和田市は、肉のイメージがあるのですが、たまたま知り合った市の観光協会の人の話に寄ると、どうやら、肉そのものだけでなく、
「たれ」にルーツがあるようです。
マトンしかなかった頃は、「たれ」で美味しく食べられるように考えだされたのが、始まりだとか。
ちなみに、マトンはダイエットにも有効で一時ブームになりましたよね。

十和田の「たれ」とマトンダイエットなんて、良いかもしれません。

う〜ん。
やっぱり、足で歩くと違うんですよね。

効率とこのナマっぽい感じ。
うまく両立できないものかと、今日も唸ってしまうのです。



===============ちょっとお知らせ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

☆岩木登写真展『峡谷に宿るもの』

南八甲田の自然を紹介する写真展。
十和田市現代美術館。9/24まで。

＃写真集の文章とセットで読むと相当勉強になります。
これは、写真を学んでいる人、もっと上手くなりたい人、ネイチャー派向けだと思います。


☆奥入瀬DEゆるかわ写真撮影会

奥入瀬渓流ホテルに宿泊しながら、カメラ女子きょん♪さんとゆるかわ写真を撮る会。ただし、女性限定20名。女装での参加は応談。2011.10/15~10/16。

＃カメラ女子は守備範囲外（汗）ですが、奥入瀬渓流ホテルは岡本太郎作品がどーんと構えるリゾートホテル。会費¥19,800（現地までの交通費別）だそうですが、おそらく原価ギリギリ。紅葉シーズンにドンピシャなので、一人旅は苦手だけど、遠くへ行きたい人には良さそうです。
数日後にhttp://photooku.exblog.jp/で詳細発表らしいです（不確実な情報でスミマセン）。