先日、社内で行われたキャンプのあと、天体撮影ブームがやってきました(笑)
シャッターを開けっ放しにするバルブ撮影が面白くなってしまったのです。
それで、改めて天体撮影を風景写真として捉えることはあるのだろうか?
と、webを探っていたら、星野撮影(せいやさつえい)という言葉を発見。
あちこちにページがあるところを見ると、これは、ブームなのだと思う。
なんと、宙ガール(そらがーる?ちゅうがーるでは、ないよね?)という言葉も発見。
今、30代後半以上であれば、1985年のハレー彗星ブームに強烈な印象を持った人はいるかもしれません。
それと、最近の金環日食やカメラブーム、登山ブームと組み合わせて考えたら、自然なことのように感じます。
それで、今回はテスト撮影をかねて、こんな写真を撮ってみました。
この手の写真は、かつては、赤道儀といって星の動きにカメラや望遠鏡を追尾させる高額な装置を使わなければ撮影できなかったのですが、今は、カメラに内蔵されているブレ補正装置とGPSアンテナを利用して赤道儀と同じような写真を手軽に撮影ができる機材があります。
それが、このPENTAXの
アストロトレーサー(写真下のカメラ上部の箱)。
利用できるカメラの機種は限られますが、高感度でもノイズが少ない最近のカメラのパフォーマンスをかなり引き出しているオプション。
上の星の写真は、ISO1000、5分間の露光をかけ、そこから、画像処理をしたところ、肉眼では全く見えなかった星が浮き上がりました。
冒頭の
キャンプの時の写真と比較するとその効果の違いがハッキリします。
また、
ポータブル赤道儀といって、軽量で容易に持ち運びが出来る赤道儀も各社から出そろった感がありますね。
冬は、見つけやすい星が多く観測条件が良くなる季節。
これから、どう使いこなすか想像が膨らみます。